仕事納め


 今日が産休前最後の出勤日
引継ぎも3ヶ月をかけて徐々にやってきたし
家でもどこでも連絡できるツールは揃ってるし
家から会社は徒歩圏内だし 特に問題なく産休に入れます

買物に行っても レジの人に 何も言わずともカゴを持ってもらえたり 
周りの人にも「すごっ」と言われるほど大きくなったおなか
それでも 特に問題なく 毎日3食作って 掃除をして仕事をしてを
続けてきました
何をするにも どこに行っても
「やってあげる」「気を付けて」と
こんなに気にかけてもらえることっておなかの大きいときしかないと思うと
なんだかいいなと思っている私です(笑)

明日からも仕事がない以外は変わらず
同じ時間に起きてお弁当を作って朝ごはんを作って
普段できないことをいろいろやっていこうと思います

徐々に近づいてくる出産については相変わらず不安というものはなく
なるようになる(なるようにしかならない)と思っています

ものすごい胎動を続ける我が子
母親学級に行っても 検診を受けていても
なんだか自分のことではないような
本当に本当に不思議な気持ちになります
えっ ほんとに私が産むの!?みたいな(笑)

自分が親になるなんて 思ってもみなかったから


 一方で 何度か書いてきましたが
キャリアをストップすることへのなんともいえない寂しさは大きく
1日1日 引継ぎが済んでいくごとに
この会社での私の存在というものを消していく作業にさえ思えて
どうしようもない気持ちに襲われてきました

「居ない間、頑張りますね」「安心してもえるように頑張ります」
「もっと売上伸ばしときます!」
後輩たちがかけてくれる言葉は 私を安心させるための言葉で
本来は喜ぶところなのに
「あ~私が居なくても回っていくんだな」
「帰ってきたら必要なくなってるかも」
なんて マイナスな捉え方をしてしまう自分もいます

営業部の長として仕事第一でここまで頑張ってきましたが
妊娠して 営業に出られない 出張に行けない
大切な商談も 今後のことを考えて 後輩に任せる
自分のもっていたお客様も 後輩に引き継ぐ

 私が居なくなっても 問題なく業務が進むように整えてきたことで
勝手に自分が寂しくなるという(笑) 
きちんと引き継ぐと 残業もなく帰れるし
みんな頑張ってるのに・・・という気持ちも 
仕事に関しては とーーーーっても複雑です

当初は 月に一度の会議には参加するようにしようと思っていましたが
私の代理を務めてくれる子がやりにくくなるんじゃないかなと思うと
いっそのこと 完全に任せるほうがいいのではと・・・

自分の課でも 産休育休を経て戻ってきた人に
さぁ何をしてもらおう と思ったこともあります
誰が居なくなっても その間も仕事は回りますし
長期居なければ その穴を誰かが埋めることになります

管理職で産休育休を経験した人は どんな気持ちになり
どんな気持ちで戻ってきて 今はどうしてるんだろう って思います
私と同じような気持ちになったんだろうか・・・
寂しい 困る 早く戻ってきて という言葉をかけてもらっても
素直に聞けない今の精神状態は異常ですね(笑)

 ここまで6年間 いろんなことがあったし
後輩たちと出張先で飲むお酒は最高に楽しいけど(笑)
今後の自分の人生を考えるいい機会かもとも思っています


 ちょっと長い不妊治療生活
後輩たちの出産ラッシュを経て 今の自分
いろんな立場の経験をすることは 自分にとってプラスではありましたし
会社のいろいろのストレスで 早く産休に入りたいと願っていたのも確かですが
今も含め想定外の気持ちの変化についていけないことも
多々あったなというのが本音


そんなこんなで明日から産休
20代後半で経験した人生の休暇とはまた違って制約だらけ
いつ産まれるかの緊張感もあって落ち着いていられないけれど
久しぶりの 仕事のない生活は単純に楽しみでもあります
 できるだけ 普段できないことをやりたいなと思います
 といっても 図書館でたくさん本を読むとかかも(笑) 
それも普段平日にのんびりできないので楽しみ♪

これからどんな気持ちになるのか
どんな生活になるのか まーったく予想もつきませんが
前向きに今しかできない時間を楽しめるよう
気持ちをもっていきたいと思います

明日は実家のリフォームの見積りの立会い
コンタクトを買いに行く
あとは日常 そんな感じの予定です♪


朝 仕事開始の1杯のコーヒー
お弁当の時間 同僚たちとのお茶の時間
メリハリのある生活はやっぱりいいものだなと感じた今日
仕事をする理由=オフを楽しむため でもあるんだなと つくづく


今日は みんなの計らいで 特別にケーキが配られました
みんなありがとー♪
みんなが順番に挨拶に来てくれて なんだか退職の気分・・・(笑)

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コメント

  1. はじめまして。初めてコメントをさせていただきます。
    私の元部下より私ににている人のブログを見つけたので読んでみてといわれて読ませてもらいました。私は35才の主婦で3人の娘がいます。
    私も元管理職でばりばり仕事をして、仕事に生きがいを感じていました。仕事こそが私の生きる道、と信じて満身してきました。
    子供も保育園に預け、制限時間ギリギリに迎えにいく生活を続けていました。でもこれが私のスタイルなんだと信じていました。
    でもそれは私一人の話で、子供に自我が芽生えて、私に意見をする事のできる年になると娘は言いました、私はただママが居てくれたら幸せだと。
    そこで娘が望んでいたのはばりばり仕事をするお母さんではなく、そばにいてくれるおお母さんなんだと気付きました。
    二頭追うもの一頭も得ずのことわざのように私は家族を選びました。会社は裏切っても、子供は親を裏切りません。
    どうかこれからの育児の中であなた様自身のお答えを見つけ出してください。最後に一言、仕事の変わりはいくらでも居ます、会社があなた様を必要としなくなる日はやってきます。でも子供さんにあなた様の変わりは居ません。
    どうかこれからの家族との生活を楽しんでください。
    今日から産休とのことですので私からのエールとさせていただきます。お身体を気をつけて、出産をお迎えください。

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    1. もう5年も前のコメントを今見つけてしまいました。ごめんなさい。今読み、とっても嬉しい気持ちでいっぱいです。同じように感じておられた方がいて、大きな決断をされていて。5年経った今、私も残り3カ月で退職することを決めました。子供に「おかえり」と言ってあげられるよう、在宅の仕事を自分でやっていくつもりです。
      もう届かないかもしれませんが、もしこのコメントを読まれることがあれば、ぜひまたひとこといただけると嬉しいです。

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