ホンモノを知るということ



(友達のカメラにて撮影)

先日 友達に就職祝いの会を開いてもらいました
いろいろとこだわりのあるお店 一品一品 しっかりと愉しませていただきました

彼女曰く このお店は「わかる人しか連れてこない」とのこと
私にそれほどの舌があるかどうかは別にして とても嬉しい言葉でした

彼女とは 事あるごとに「ホンモノ」を一緒に味わっているのですが
それってとても幸せ

食に関して言えば 社会人になるまで ビールはただ酔うためのもの
飲みに行くのはもっぱら居酒屋チェーン
コーヒーもケーキも大したこだわりはなくて・・・

大人の一員として社会に出て 自分でお金をそれなりに稼ぐようになって
興味の範囲や人脈が広がって たくさんの「ホンモノ」を知るようになりました

あの頃は知る由もなかった場所 モノが 自分の身近で大好きなものになっていたり
あの頃はハードルの高すぎた場所に すっと入れるようになっていたり

そしていつの間にかそれが「当たり前」になっていました

最近 「ホンモノ」に触れるとき ふと その事実に気付きます
ムカシはできなかったことが できるようになっていることに

例えば 高校生の頃は 友達と一個のケーキを半分こしていたのに
今は大きなケーキをひとつずつ食べられることも(笑)
お酒なんて飲めなかったあの私が バーのカウンターに座っていることも
友達と 「ホンモノ」について語り 愉しんでいることも
今だからできること

いつの間にか当たり前になっていたけれど
それは実はとても素敵なこと
年齢 経験 人脈によって 可能になったことなんですね

あ~ こうしていろいろな積み重ねで 自分の愉しみに深みが出るって
本当に本当に素敵で 幸せなことだな~ と思うのです

食に関してだけでなく 何においてもそう
「ホンモノ」を知ることは とても素敵で幸せなこと
時に 「ホンモノ」を知ることで ツラい思いをすることもあります
でも それを知ることができない人だっている

「ホンモノ」を知っているということ
物事の幅が広がることは とても幸せなことです 

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